Uni-studioマニュアル
ここでは、Uni-studioの利用方法を説明いたします。
起動画面

※Uni-studioを起動する前にSteamVRを起動してください。
画面右にあるステータスモデルの頭と両手が光っていればHMDとコントローラーの認識に成功しています。

コントローラーが非アクティブの状態ではコントローラーの球体は表示されませんが、Uni-studioの動作に大きな影響は与えません。
Uni-stationの接続

右上のドロップダウンよりUni-stationが接続されているCOMポートを選択します。
COMポートの番号はお使いの環境によって異なります。

接続アイコンが緑色になれば接続は完了です。
Uni-sensorの接続

Uni-sensorの電源を入れると自動的に接続が始まります。ステータスモデルの各部位が緑色になれば接続完了です。
設定画面
右下の歯車アイコンを押すことで設定画面を出すことができます。

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6点トラッキングを有効にする
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この設定を有効にすると胸と膝の仮想トラッカーの情報が送信されます。
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VRChatなどの膝トラッカーに対応していないアプリケーションで使用する場合、正しくトラッカーが認識されないなどの問題が発生する場合がありますので、基本的に無効にしておくことをおすすめします。
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腰に胸の回転情報を送信する
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この設定を有効にすると腰の仮想トラッカー回転情報が、胸の仮想トラッカーの回転に置き換わります。
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腰をひねるような動きはできなくなりますが、ゲーム内で座ったりしたときに姿勢の再現度が上がる場合があります。
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ケース・バイ・ケースで切り替えてください。
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VMCProtocolでトラッカー情報を送信する
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この設定をオンにするとSteamVRにはトラッカー情報が送信されなくなります。
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バーチャルモーションキャプチャーなどのトラッカーに対応したアプリケーションの飲み有効です。
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オーバーレイキャリブレーションを有効にする
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この設定を有効にするとゲームを中断せずにキャリブレーションを行う事ができます。
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ゲームをプレイ中でなくとも呼び出すことが可能です(例:SteamVR Home)
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呼び出し方法は二種類から選べます
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呼び出し時にコントローラーを地面に垂直に向ける必要があります(1.0.9より)
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寝キャリブレーションを有効にする
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コントローラーを天井に対して垂直にした状態でオーバーレイキャリブレーションを呼び出すと実行されます。キャリブレーション時は、仰向けになって胴体と足をまっすぐにし、つま先を天井に向けてください。
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事前に、最低一回は詳細キャリブレーションまたは簡易キャリブレーションを実行しておく必要があります。
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詳細キャリブレーションを使う
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2ステップ踏むことでより正確にキャリブレーションを行うことができます。
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胸のセンサーはHMD基準で後ろを向いている
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この設定は通常キャリブレーションのときのみシステムから参照されます。
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チェックが外れている場合は前を向いていることになります。
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この設定はキャリブレーションの途中でも変更できます。
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SteamVR設定
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ここではUni-motionのSteamVRドライバーのインストールとアンインストールができます。通常はこの設定をいじることはありません。
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上空視点
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画面左下にある上空視点を表示・非表示を切り替えられます。
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起動時に警告を表示しない
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初回起動時に出てくる警告表示をオフにできます
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カメラを反転する
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この設定を有効にすると左右が反転します。画面に向かったときに鏡のようになります
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床埋まり防止を有効にする
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体が床に埋まることを防ぐ設定です
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スライダーでどのくらいまで埋まっていいかの許容値(単位:m)を設定できます
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v 1.0.4 betaからの機能
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HMDの代わりにVIVEトラッカーを使う
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トラッカーを使える状態にしておくとトラッカー一覧にシリアル番号が表示されます。
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通常はVIVEトラッカーを額あたりに取り付けます
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後頭部につけたい場合は「後頭部に装着」を有効にしてください
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「後頭部に装着」を有効にした状態で、額に装着して使用することはできません。
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バーチャルモーションキャプチャーと連携する場合は、バーチャルモーションキャプチャーの頭のトラッカーの割当を「Uni-sensor-8」にしてください。
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※OculusのHMDをご使用の方は「OpenVR Space Calibrator」を導入し、Space Calibrationを行ってください。