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Q & A

​ここでは、よくある質問とそれに対する回答をまとめています。

どのようなときに、磁気キャリブレーションを実施する必要がありますか。

 磁気補正オン(デフォルト)でご利用の場合、ご利用の環境に適応するため、磁気キャリブレーションを行ってください。毎回行う必要はありません。磁気キャリブレーションは以下の場合に必要です。

  • 磁気補正オン設定での初回利用時

  • Uni-motionのアップデート時

  • 電池の交換時 (同じ電池を、同じ向きで入れなおす場合は不要)

  • 長期間利用していなかった場合

  • センサーが身体の動きにただしく追従せず、不自然な挙動をする場合

利用しているモーションの向きが現実とズレてきます

利用しているとモーションの向きが現実とズレてきます。

  • 電池残量が少ない時

 センサーの電池残量が少ない場合、センサーの動作が不安定になる場合があります。新品の電池を利用するか、充電池の場合は充電を行ってください。

  • 磁気キャリブレーションデータの破損

 センサーへ強い磁石を近づけるとキャリブレーションのデータが壊れます。スピーカーなど強い磁石に近づけてしまった場合、8の字キャリブレーションを1分程度、実施してください。8の字キャリブレーションはUni-studioのご利用中でも行うことが可能です。なるべく周りに他の製品が存在しない空中でキャリブレーションを行ってください。

 

​Q. どのようなものが磁気を発生しますか?

・磁石・モーター入りの家電

 大型のスピーカーは磁石が入っており、1メートル以上離して利用されることをお勧めします。また、足のセンサーが良くずれる場合には、磁石付きの電源タップがないかご確認ください。家電製品(掃除機・扇風機など)も影響を与えることが報告されております。冷蔵庫張り付けるマグネットも影響を与えますので、影響がない位置へマグネットをご移動ください。

・スマートホン

 ポケットにスマートホンが入っていませんか?スマートホン本体や、ケースに磁石が使われている場合があります。

・VRコントローラー

 VR用のコントローラーの中にはトリガーなどにマグネットが入っている製品があります。なるべくコントローラーをセンサーへ接近しないようにすることでドリフトを防ぐことができます。(かなり近くまで接近させないと通常発生しません。)

・スチール製の家具

 スチール製の椅子は着座するとモーションがおかしくなる場合があります。PC用デスクなどもフレームがスチール製の場合、近づくとモーションがおかしくなることがあります。なるべく部屋の中央で周りに鉄製品・磁石製品がない状態でご利用いただくことでより良いモーションを得ることが出来ます。

・ビルなどの鉄筋コンクリートの構造物

利用される場所がちょうど鉄骨の直上や、壁に鉄骨が入っている場合、正しいモーションが取得できなくなる場合があります(特に足のセンサー)。お手数をおかけしますが、ご利用場所の移動か、磁気補正オフでの利用をご検討ください。

キャリブレーションを行ったにもかかわらず、Uni-motion checker上でセンサーの動作がおかしい。

  • センサーのキャリブレーション時に、近くに磁石製品がないかご確認ください。また、スチールフレームのデスクなどの上でキャリブレーションを行うと、キャリブレーションが正確に行われません。

  • センサーを重ねてキャリブレーションを行うと、センサー同士の磁気干渉によってキャリブレーションが大きく狂います。

  • キャリブレーション終了後は、必ず電源投入後【3分以内】にスイッチを切って保存するのを忘れないようにご注意下さい。

  • 1分程度キャリブレーションを行うことで改善する場合があります。

  • ​Uni-motion設定マネージャでキャリブレーション情報を消去することで改善する場合があります。

椅子やベッドに座ると足がおかしくなる

​以下の対応が有効となります。

  • 木製の椅子などに変える

VRChatで利用するとき、表示される白い丸の位置がおかしい。

  • 腰・右足・左足の位置に白玉が来ない場合

VRChatは3点トラッキングにしか対応しておらず(2021年12月現在)、6点のトラッキング情報が送られると3つのトラッキング情報が無視されてしまいます。Uni-studioの右下の歯車マークから設定を開き、「6点トラッキングを使用する」を外してVRChatを再起動することで改善されます。

  • 白玉の位置が以上に高い・低い場合

​アバターによっては白玉が適切な位置(足首)に来ない場合があります。VRC設定のUser Real Heightを変更し、白玉が足首の位置に来るように調整してください。

VRChatで腰の動きがちゃんと反映されない。

  • ​フルトラ対応のアバターを使う必要があります。

  • ​VRoid製のアバターはSDK2でアップロードする必要がります。

  • Uni-studioの右下の歯車マークから設定を開き、「胸に腰の回転情報を送信する」のチェックを外すことで、胸のトラッカーではなく腰のトラッカーの情報が送信されるようになり、腰の動きが良く反映されるようになります。ご利用のアバターや取りたいモーションに応じて設定をご変更ください。

実際に足を前に出しても、脚が真横に出る・90度ズレている

・HTC Viveシリーズをご利用の場合

SteamVRは正面に対してプレイエリアを横長に設定する必要があります。プレイエリアの設定が適切になっているか、今一度ご確認ください。

 

・Oculus Questシリーズをご利用の場合

ガーディアンの設定を、向きや形状を変えながらやり直してみてください。

OpenVR Space Calibratorを導入している場合、Uni-motionご利用時には機能をオフにしてご利用ください。

​今後、ソフトウェア側でこの問題に対処する可能性があります。

直らない場合はサポートまでご連絡ください。

SteamVRが頻繁にクラッシュする。

 Uni-studioを起動する前に、SteamVRを事前に起動する必要があります。

SteamVR上でトラッカーの位置がおかしい。

・HTC Viveシリーズをご利用の場合

身長・床の高さやプレイエリアの設定が適切になっているか、今一度ご確認ください。

 

・Oculus Questシリーズをご利用の場合

ガーディアンの設定や、床の高さ設定が適切であるか、今一度ご確認ください。

OpenVR Space Calibratorを導入している場合、Uni-motionご利用時には機能をオフにしてご利用ください。

Uni-studioでUni-stationが認識できない・接続できない。

1. 設定マネージャでUni-stationへ接続中になっている場合、接続できません。必ず設定マネージャを終了してから接続を行ってください。また、Uni-studio・設定マネージャが正常終了されなかった場合、再度接続できなくなる場合があります。PCの再起動をお試しください。

​2. 3Dプリンターのソフトウェアなどが起動している場合、接続できなくなる場合があります。ソフトウェアを終了することで接続可能になります。

3. USBドライバが適切にインストールされていない可能性があります。ダウンロードよりUSBドライバをダウンロードし、USBドライバのインストールを実施してください。また、適切なCOMポートが選択されていない場合があります。右上のCOMポート選択から別のCOMポートへ変更して接続を試みてください。上記を実施したにも関わらずUni-stationが認識されない場合は、Uni-stationの発熱による動作不良の場合があります。USBケーブルを抜き、1日程度放置後、再接続を試みてください。

改善しない場合、サポートまでご連絡ください。

Uni-sensorが電源オフ時、わずかにLEDが光っている(製品版)

​ 製品仕様です。その状態であっても半年~1年以上電池が持ちますので、問題ありません。

Uni-studioで特定のUni-sensorが認識されない。

 電池残量が少ない場合・Uni-sensorのペアリング情報が失われている場合にUni-sensorが認識できなくなります。何らかの原因によってUni-sensorのペアリング情報が失われてしまった場合は、設定マネージャを利用して再度ペアリングを行っていただくことで改善いたします。また、これらを行っても改善しない場合、Uni-sensorの故障の可能性がありますので、サポートへまでご連絡ください。

Uni-sensorのフレームレート(FPS)が不安定になる・低下する。

1. Wifiを利用する機器が多い場合や、電子レンジの利用中は電波が不安定になる場合があります。設定マネージャを利用してチャンネルを変更するか、電波強度を10 dbm程度に上げることによってフレームレートが安定いたします。

2. Uni-stationをご利用のUSBポートによってFPSが低下する場合があります。USBハブをご利用の場合や、特定のUSB3.0のポートを利用した場合、接続するUSB機器が多すぎる場合にはFPSが低下する可能性があります。上記症状が確認された場合は、別のUSBポートのご利用をご検討ください。

胸のベルトがきつく、装着が困難です。

胸部ベルトは、鎖骨あたりまで上方に取り付けても問題なく動作いたします。取り付け方法の変更をご検討ください。

Uni-studioで「HMDが認識できませんでした。接続を確認してから起動してください。」とエラーが出る

Uni-studioの設定ファイルが破損している可能性があります。Uni-studio内の設定にあるドライバの再インストールをお試しください。ドライバの再インストールで解決しない場合、サポートまでご連絡ください。

新ファームウェア(v1.1以上)を導入後、センサーの動きがおかしい。センサーの向きが揃わない。(プレ・リリース版)

以下の点をご確認下さい。

・センサーの電源投入後、3分以内に保存していますか

・周りになにもないところでキャリブレーションしていますか(鉄フレーム机など利用していないか)

・1つずつキャリブレーションは試しましたか

・揃わないセンサについて1分程度、8の字を試してみましたか

・センサーのキャリブレーション消去は試しましたか

利用する度にセンサー番号が変わってしまう。(プレ・リリース版)

 申し訳ございません。工場出荷にてUni-stationのペアリング情報の保存に失敗してる場合が報告されております。お手数おかけいたしますが、最新版の設定マネージャを利用して再度ペアリングを行っていただくことでトラッカーの役割が固定されます。

再キャリブレーションしてもUni-sensorが正常に動作しない。

再キャリブレーションしてもUni-sensorが正常に動作しない。

​以下の手順に沿って、設定を再確認してください。

キャリブレーション情報を修正する

「Uni-motion設定マネージャ」より、該当センサーのみ「キャリブレーション情報の消去」を行ってください。

※「キャリブレーション情報の消去」の際、確実にコンフィグモード(LED早めの点滅)になっていることをご確認ください。コンフィグモードになっていない場合、キャリブレーション情報が消去されない場合があります。

※Uni-motion設定マネージャはこちらのページよりダウンロードしてください

※インジゲータLEDの点滅については、センサーの「インジゲータLED」をご確認ください

上記で直らない場合、設定を工場出荷状態に戻す

「Uni-motion設定マネージャ」より、該当センサーのみ「工場出荷状態に戻す」を行ってください。

※コンフィグモードになっていることをご確認ください。コンフィグモードになっていない場合、工場出荷状態に戻らない場合があります。

※工場出荷状態に戻すと、ペアリング作業が必要になります。

上記で直らない場合、ファームウェアを修復する

Uni-motion設定マネージャの「ファームウェアの更新」より「Uni-sensorのアップデート」を行ってください。

このとき、アップデートは対象のセンサーのみ、また、「強制アップデート」にチェックを入れるようにお願いいたします。

※コンフィグモードになっていることをご確認ください。コンフィグモードになっていない場合、ファームウェアがアップデートされない場合があります。

Uni-sensorはUni-stationからどのくらいの距離まで離れて使えますか?

目安として、Uni-sensorの電波強度が0dBmの場合に1m程度、5dBm(デフォルト設定)の場合に10m程度の距離まで離れても利用することができます。

Uni-motionの磁気補正をONにして使いたい。

Ui-motionの磁気補正をOFFにして使いたい。

磁気補正をONに設定してご利用される場合には、以下の設定を推奨しています。

また、磁気補正機能を利用される際には、必ず磁気キャリブレーションの実施が必要となります。詳細は磁気キャリブレーションをご確認ください。

  • 磁気補正:ON

  • 骨折防止:OFF

  • オートコレクト:OFF

骨折防止機能とオートコレクト機能の詳細は、Uni-studioマニュアルをご確認ください。

HMDが接続できない・トラッキングできない。

HMDが接続できない・トラッキングできない。

以下手順に従って設定をやり直してください。

①Uni-studioとSteamVRを終了します。

②SteamVRを起動してから、Uni-studioを再起動します。

③画面右下の歯車アイコンから設定メニューを開きます。

④画面左メニューから「動作モード」を開きます。

⑤トラッキング基準デバイスに「なし」を選択し、「デバイス一覧の更新」をクリックします。

⑥トラッキング基準デバイスに再度「HMD」を選択し、「デバイス一覧の更新」をクリックします。

⑦Uni-studioのトップ画面で、頭と手がトラッキングされていることを確認します。

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センサーキューブの色にはどのような意味がありますか?

​センサーキューブの色は以下のステータスを意味します。

青:磁気補正オフ
緑:磁気補正オン
赤:強い外部磁気による一時的な補正オフ
グレー:センサーがオフライン
白:磁気キャリブレーション中

Uni-sensorのファームウェアをアップデートしたあと、一部のUni-sensorが正常に機能しない。

Uni-sensorのファームウェアをアップデートしたあと、一部のUni-sensorが正常に機能しない。

Uni-sensorをコンフィグモードに変更することができる場合

こちらの手順に従って、当該Uni-sensorのキャリブレーションの消去・ファームウェアの初期化をしてください。

Uni-sensorをコンフィグモードに変更できない、ファームウェアを初期化しても症状が回復しない場合

弊社にて無料の修理対応を行います。
こちらの問い合わせフォームから、以下の情報を明記のうえ、ご連絡ください。

  • メールアドレス

  • (購入時の)名前

  • (購入時の)電話番号

  • 注文番号​

  • 動作不良Uni-sensorの個数と症状

  • コンフィグモードへの切り替えが可能かどうか

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